病院の評価
日々衝撃が走る医療界ですが
私の勤務する病院では
先日、医療機能評価というのが
行われていました。
私は何も関わりませんでしたが。。
日本医療機能評価機構
というのがありまして
そこの認定を受けている病院
という公的なお墨付きをいただく
という感じです。
結構、準備は大変で
大騒ぎです。
悪いところを指摘されて改善する
という目的ではもちろんあるのですが
良い病院にしていくために
客観的にみていただく
ものです。
あちらになりたいと行動
実は私はこの調査する側の
資格をとっていて
(サーベイヤーといいます)
いくつかの病院を訪問したことがあります。
大学病院で
2012年だったと思いますが
調査される側だったときに
ズラッと並ぶ
サーベイヤーの人たちに
いろいろと言われたり
調査のために大変な準備をして
あちら側に行ってみたい!
と思ったのです。
応募したのが2013年
書類審査があるので
必死に思うところを書きました。
何度も研修をうけて
サーベイヤーになり
何回か活動したところで
自分のところでの医療事故で大騒ぎ
他の病院にあれこれ言える立場ではなく
そのまま活動停止です。
群馬大学病院の医療事故発覚後
医療安全の審査体制は厳しくなり
大きな病院では
サーベイヤーとして
医療安全担当者をおいて
2日の審査が3日となり
落ち着いたころに
またやろうかと思って
研修を受け直したりしたのですが
結局やめてしまいました。
こちらの景色とあちらの景色
病院側からみると
サーベイヤーという審査側に
立ってみたいと思いましたが
審査側からみる病院は
みんなで団結して
良い病院としようとしている力が
感じ取れて
あっちも良いなあと
見える景色の違いを感じました。
そんなことではいけないのですが
審査側の責任も大きく
悪いことを指摘するということでなく
どうやって良い組織を作り上げるか
一緒に考えていく
そのコメントで
組織が元気になれるように
審査側も評価されており
人間性が求められます。
責任重大です。
知ったからわかったこと
いろいろ大きな出来事のあとだったので
周囲の目も気になったり
私はせっかくとった資格を
活かせませんでした。
申し訳なかったのですが
ちょうど兵庫の大学院に
いっていたときのお仲間に
そんな話をしたら
(2012−2013にかけて、週末
医療マネジメントの勉強のために
兵庫まで大学院に行っていました。)
すごく興味を持ったドクターがいて
さっそく翌年
サーベイヤーになり
生き生きと全国を飛び回って
大活躍しています。
「先生、天職ですね。
私が教えてあげたからですよ。」
と私は勝手に言っていますが
私はこれが使命だったと
許していただこうと思います。
他にもお仲間の看護部長さんで
資格をとった方もいて
医療の改善を願う人達に
広がりました。
私には天職ではなかったのです・・。
つなげて拡げたので
許してくださいね
と勝手に思っています。
違う立場からの景色を知ると
怖いものがなくなります。
ちょっと気になったら
やらなかったことを
後悔しないか考えて
行動! です。
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