怒っている人の話を聞くのはいやだ、
と多くの人は思うようですね。
先日、ベテラン看護師さんの集まる場で
研修講師を務めたときのこと。
「怒る人の話を聞くのが好きな方は?」
「えーっ、いるわけないじゃないですか」
という雰囲気。
「でも、怒っている人の話を
しっかり聴いていると、
絶対おさまって、
そのあとはより強い信頼関係ができる
っていう経験、ありませんか?」
「あるある!」といううなずき。
「でもやっぱりいやですか?」
またうなずき。
「よい関係になるって
わかってるのに~」
「でもいや・・」という雰囲気の受講者。
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日常から頑張っていること
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病院でそれなりの立場の
ベテラン看護師さん、
責任感は強いです。
「傾聴が大事」
「怒っている人の話はで
まずしっかり聴く」
「聴いていると感情がおさまり、
いろいろな話が出てきて
違う方向に向かって解決することもある」
ということは身についています。
傾聴・共感・承認
ポジション(表層に出ている言葉や態度)と
インタレスト(深層の想い)
実践からの感覚でわかっています。
でも、感情的にはやっぱり嫌なこと、
という気持ちもあるのですね。
傾聴 聴き方のレベルというのがありますが
責任故に聴かなければならない
と思うと辛くなってしまうこともあります。
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自分のコビト
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中立的とは
人に対しては
「そう思っているんですね」
「へえー、そうなんだ」
と客観的にみられる自分
相手のそのままを承認するということ。
そのまま自分に対しても
もう一人の自分が問いかけて認める。
忙しい!と
愚痴を言いたくなったら
今一番やりたいことはなに?
どれが一番重要?
今自分に必要なことは?
何からやる?と問いかける。
ノートに書くのも
自分を客観的にみるひとつの方法です。
自分のコビト
という言い方も好きなのですが、
もう一人の自分が
客観的にみているか
日常から気にしてみると
良いですね。
それからコビトは
育てると強力になっていきます。
育てるには
振り返りと学び
なのです。
今の課題を書き出しつつ
読書の秋
一日一日を楽しみましょう。
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もう一人の自分が
声をかけていますか?
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