事実を真摯に伝えるということ

やっぱり事実が・・

昨日の地元新聞

クラスターが発生した老健施設
亡くなった方のご遺族たち

「なぜ」経緯知りたい
タブレット越し別れ、人目忍び火葬

という見出し。

施設にいらっしゃる
高齢の方

何らかの理由では
亡くなるのであって

看取っていただいたら
感謝するところですが

こんな騒ぎでは
納得のいく最期にならない。

当事者からの説明がない
何が起こったのか経緯もわからない

ということに納得がいかないのでしょう。

 

ただ、知りたい

怒るというか
施設を責めるというのではなく

事実がわからない

ということに
怒りをもつのです。

怒っても亡くなった人は
返っては来ない
とわかっている

なぜ、と知りたいだけ。

対応する側は
仕方がなかった
責められてもどう話してよいのかわからない
第三者が評価しているところだし

といろいろ事情はあるでしょうが

「事実」をおさえる
きちんと伝える
大きな事故でも
小さなトラブルでも

一番大事なこと。

施設側は
報告書ができるので

ということのようですが

その時点でわかっている事実を
伝えるということも

遺族の感情としては
望まれるところです。

事実と感情は分けて

医療事故で家族を亡くされ
患者側として活動されている方が

オネストトーキングがあればいいんだ!

カルテは患者が自由に
見られるようにしろ!

と本当に強く言っていました。

オネストトーキング

正直に話すこと

隠さないで
事実を知らせてほしい、ということ。

対応する側もわかっていないと
責められたように感じて
つらくなる

「事実」を伝える場で
相手の感情が強く出ると
振り回されて話が混乱してしまう。

最初に共感ではありますが

事実と感情を分けて
冷静に対応するということ

医療でも介護でも

どんな場でも
求められるものです。

そしてそのあと望むのは
再発防止に生かしてほしい
ということなのです。

もちろん改善するのは
医療でも介護でも
対応する側の責務です。

 

Dr.N
感情を受けながら事実をみる
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