リスクには対処、でも自分の解釈と責任で

先日、フレイルの記事をみていて

予防医療が大事
健康寿命を延ばす
健康でないと辛い

と書かれたものがあり
思いだしたこと。

以前、大学病院で
病理解剖のご依頼の文書
というのを作りました。

亡くなられた方のご家族に
病理解剖をお願いしたい
という文書。

亡くなった後に解剖なんて
と思われるかもしれませんが

医学的に原因がわからない
今後のために
確認させていただきたい
亡くなる経過が不自然
医療事故?

等々

必要なこともあり
ご遺族にお願いします。

医療事故のときに病理解剖が行われていなかったことが
問題になりました。

どういうときにご遺族にお願いするのか
病院の方針としてはどうなのか
等々、議論がありました。

病院によっても方針が違うかと思います。

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勝手に決めるな?
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この文書、最初、
「不幸にして亡くなられた・・」
と言う言葉になってたのですが、

不幸だなんて決めつけないでほしい
という意見がありました。
ごもっともです。

別に不幸じゃない
勝手に決めるな、と思う人もいるわけです。

フレイルのことを書いていて思いだしたのですが

健康でないと不幸
健康でないと辛い

というのも

勝手に決めるな
と思う人もいるのでしょうかね。

そもそも健康とは?

病気を持っているというのは健康でない
ということになるのか

慢性の病気を持っている方は
たくさんいらっしゃいますが

しっかり自分なりの生活を受け入れて
活き活きしている方は多いです。
自分の人生を生きているなあと思います。

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幸せかどうかは自分の解釈
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社会保障費を
抑えなければならないのは
国の政策として必要

だから健康寿命を延ばすように
リスクには一人ひとり対処してね

というのは実情。

もちろん
自分で動けて自分のことはできる
という健康寿命を全うしたい
と思う人は多く
それは一般的には好ましいこと。

でも病気になってしまう人もいる
そんな人をダメだと否定してはいけないのも当然のこと。

そもそも健康ってなに?
と考えてしまいます。

今や
長生きしてしまうリスク

があります。

元気で動ける自分でいたいのなら
努力はした方がよいですね。
予測されるリスクには
対処するのがリスク管理です。

でも、病気になることを
否定することでも
悪いことだと言うわけでもない。

何が起こっても
自分が受け入れられる生き方、できる対処をする。

幸か不幸か

は意味づけ、解釈
自分が決めること

ですね。

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自分の人生に責任を持つ
*:.。*・゜゜・*:.。..

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