地雷を踏むひと言

対話の場での波動

相手が怒っている状態
というのは
はっきりしていて
わかりやすいのですが

怒りというのは
様々な感情の続きなのです。

不安が強くなると
怒りになります。

怒りは二次的な感情
その背景には
違う感情が隠れています。

日常からつながっていること
なのです。

地雷を踏むひと言

怒っている人はナーバス
ひと言で怒りに油をそそぎます。

傾聴して
丁寧にお話して

気持ちはおさまらないけれど
これ以上言っても仕方がない

とやむなく感情を抑えて
終わろうとしている相手に

「ご理解いただけましたでしょうか」

ジ・エンドでなくて
振り出しに戻ります。

理解できるわけないですよね。

日常は先回りの想像力を
働かせるのもよいですが

相手が怒っているときには
ダメです。

相手の気持ちを
勝手に相手の気持ちを察した言葉は
感情を逆撫でます。

間違いがあったとき
怒っている相手への謝罪

「申し訳ありません」のすぐあとに
「慣れていなかったもので」

これも地雷

「それはそっちの都合だろう!」
言わなくてもそういう感情を持ちます。

言い訳にしかとられません。

怒り出したら前のめりに傾聴しつつ
必要であれば「そのときの事実」を伝える。

相手への想像力は必要ですが
対話を引っ張ろうとしないで
相手の感情に寄り添っていく

事実と自分の思うことは
分けて話す

日常はできていても
ちょっと緊張してしまうこともある
かもしれません。

日常からの
客観視のトレーニング
良い空間つくりができていたら

怒っている人の対応も
その続きです。

でも抱え込みすぎないように
客観視する力も
適度に必要です。

 

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