孤独の価値
森博嗣(幻冬舎文庫)
著者はほぼ人に会わない生活をしている
それができる基盤がつくれたから
孤独を作るのは自分だ
自分が認められないことが寂しいと感じる
「他者が自分を認めてくれない」
と感じるのは自分の主観
孤独は寂しい
寂しさがいけない?
それはステレオタイプの虚構だ
寂しさがいけない理由は
寂しさがマイナスだから?
ならばプラスがあるはず
人間の気持ちは
サインカーブを描くように
上がったり下がったりする
人間は先読みする生き物
現在向むかおうとしている方向に
感情が支配される
感情に影響するのは変化率
人間には孤独が必要
孤独は今や自由の象徴
個人主義は平和の象徴
貧困をなくすことで自由が得られる
創作を生む出すのが孤独
芸術はマイナスのものをプラスに変換する行為
孤独から生まれる美意識
高齢者が景色の美を感じるのは
死を意識するから
静けさから生まれる美
肉体から精神にシフトするということ
孤独を変換する創作行為
研究
無駄なこと
孤独は自由を獲得するということなのだ
ひとりでいるのが孤独なのではない
自分ひとりになって
孤独としっかり向き合い
自分がなにものなのか問い続ける
友情や愛情は
相手に向かう気持ち
相手から期待するものではない
友情や愛情に満ち足りた人は
自分は孤独なのだ
ひとりでいるのが
孤独だ、寂しい、よくないこと
などとは全く思いません。
孤独という言葉を
考えてみるということ
究極の自由を楽しめる
自分軸をもつことが大事ですね。