《読書ブログ》無理ゲー社会

無理ゲー社会
橘玲(小学館)

こちらの著者の本
また売れていますね。

格差社会に鋭く切り込んでいます。

無理ゲー社会
理不尽な社会
人が理不尽と思うのは
「不平等」ではなく「不公平」な社会
自分の意志に反して
攻略しなければならないゲームに参加させられている。

「自分らしく生きるべき」という
リベラルな社会に暮らしながら
「自分らしく生きられない人」はどうすればよいのか

「頑張れない」を許されな社会
人生メリットは知能と努力
しかし、努力できるか否かも遺伝の影響はある

社会の不公正
多くは個人の変えられない
であれば、自分の認知を変えるしかない。

世界に平等をもたらすもの
戦争、革命、崩壊、疫病
世界をリセットする
しかし、弱毒ウイルスでは
格差を広げるのみ

経済格差社会と評判格差社会
お金は分配できても評判格差は変わらない

無理ゲー社会とは
高齢者を支えるという罰ゲームを課せられ
100年人生を生きるかもしれず
社会的経済的に成功し
評判と性愛を獲得するという困難なゲームを
たった一人で攻略しなければならないとう社会。

最近みた、映画「ジョーカー」
社会の底辺にであがき殺人鬼となっていく
白人男性のストーリーが
この本の中でかなり引用されていました。

才能ある者にとってはユートピア、
それ以外にとってはディストピア。

知能格差のタブーに踏み込み、
リベラルな社会の「残酷な構造」を解き明かす。

なかなか辛口なところもありますが
現実でしょう。

自由で公正な社会に近づくには、
まずは自分の認知を変えるところからかもしれません。

 

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