とある裁判
戦いの記録
特養で入所者が
ドーナツを喉のつまらせて?急死
一審ではおやつの選択に問題ありと
有罪判決
一審では現場の事実も
しっかりみてくれていなかったと
弁護団は怒りの会見でした。
死因は脳梗塞だったということを
弁護団は証明する手段は整えていたけれど
高裁では
そういう問題ではないと
早々に一審破棄の無罪判決となりました。
もちろんご家族への配慮は大事ですが
きちんと対応されていた
死因の科学的根拠も
きちんと承認してほしいところですが
更に時間を要する
死因を問題にするレベルではなく・・
ということなら
そもそもなぜ刑事事件になるのか
その一審判決は何?
という案件です。
生きる中でのリスク
これで有罪判決では
全国の介護現場
誤嚥や窒息を起こさないように
食べるものを考えようとか
そもそも食べさせなければ
事故は起こらない
現場を萎縮させ
食べる楽しみを奪う
介護者を守るためにはやむを得ず
という雰囲気になります。。
誤嚥(食べ物が気管に入ってしまう)
窒息をなくそう
という注意は必要ですが
リスクはゼロにはなりません。
突発的なことも起こります。
自宅で食べていて
急変ならやむをえなくても
介護現場で何かの行為を行っている時に
起これば有罪?
どこまでの注意が必要か
どこまでのリスクを許容できるのか
表層だけをみて
踏み込まれると怖いです。
こういうときは
権力と戦うしかない。
結局、萎縮医療と一緒
リスクの高い人を避ける
誰のメリットにもならないのです。
検証して活かす
医療事故では
医療事故調査を行って
報告書をつくります。
もちろん警察への届け出もしつつ
ではありますが
介護を必要とされる方
なにかが起こるリスクは高いのです。
医療を行っているわけではなく
難しい立ち位置
そんな場に慣れない介護者も多い。
生活を支える場の重要性は
ますます高くなる
早々の無罪判決
介護現場や高齢者の生きるを支える現場を
守ることにつながりました。
これで終わることを願います。
まさか控訴しないですよね・・。
リスクに備え事故に向き合う
どんな現場でも
毅然と行っていきたいものです。
医療の外の世界で
どうにも納得ならない判断をされないように
「生きる」を守るためにも
必要なのです。
でも裁判は
時間と心労と費用と・・
本当に大変です。
世界が違うと認識が違う
伝える努力
理解する努力
備える努力
今後に向けて
役立たせないといけないですね。
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