傾聴はだれでも
コンフリクトマネジメントでも
まず最初は「傾聴」です。
聞くではなく「聴く」
相手の話を聴く
相手に関心を持って聴く
というより
「相手の関心」に関心を持って聴く
ということ。
診療でも最初に問診票は
書いていただきますが
そこでざっと見た上で
かゆくて辛い
よる眠れない
入浴後にひどくなる
こんなで、あんなふうで
と事実を語られる中から
そのひどさや思っていること
こうしてほしいこと
を察して対応するということを
瞬時に行います。
ちょっと塗り薬を出してほしい
と思っているのか
この辛さをなんとかして
と強く思っている人には
かゆみ止めの飲み薬も
あったほうが良いですね
というと安心された表情を見せます。
傾聴はお互い
少しお話をうかがうのは
感情への対応として必要なのですが
たまにこれがとても長い方が
いらっしゃいます。
こちらが話を始めても
聴いていない
自分のことを延々と
話し続ける
男女差はないかなと思いますが
ほぼ高齢の方です。
こちらの話を聞け!
とも思いつつ
いいですか?
聴いてくださいね?
という雰囲気を醸しつつ
ときに強く言ったりしてしまいます。。
傾聴はお互いなのです。
自分の世界にはいって
あまり長すぎる話になるのは
他人に迷惑をかけます。
もちろん大きな感情の動きを
伴うときには
そんなに簡単にはいきませんから
激しい怒りの対応をするときには
ひたすら傾聴で終わることも多々あります。
でもある程度のこと
診察に来てなんとかしてほしいと思っているとき
自分でもコントロールする
相手の話を聴く
という姿勢を持つべきでしょう。
日常でも
自分のことばかり話そうとする人
こちらの話は
聴いてくれないんだなあと思うと
信頼できません。
自分が損しているのです。
医療の現場
感情も聴きますが
診察は限られた時間
協力してね
というのが本音です。
伝え方もですがまず聴き方
医療者はもちろんですが
誰でも必要なこと
お互いに高めたいものです。
傾聴力
広めましょう。
「聴く」モードになる
《読書ブログ》
その聴き方では
部下は動きません
岩松正史(朝日新聞出版)
コンフリクト・マネジメント
そのままです。
ビジネスの場に
置き換えただけ。
傾聴はビジネスに不可欠
ビジネスとは
顧客の問題解決に
対価をいただく行為
顧客の「気持ち」を解決する
まず共感
共感と同感と違う
「あなた」が感じた事実を
100%認めるということ。
「事柄」と「気持ち」を分ける
問題の本質の気持ちを理解する。
なぜ?を使わずに
何が起こったのかを尋ねる
傾聴上手は仕事上手
そして
自分の心を傾聴する。
「傾聴」には事実も大事
誰もが「聴き上手」になることで
場が変わります。
日常から意識したいものです。
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