日常の動きからチェック

ご高齢になると
動作がスムーズにできなくなりがちです。

診療で足をみることが多いのですが
靴下の脱ぎ方で動きの程度がわかります。

ちょっと大変そうな方だと
勢いをつけて引っ張ってやっと脱ぎます。

気をつけないと
はねた靴下が当たるので
ちょっと離れます。

日常の行動ひとつずつに
だんだんと現れてくるなあと
つい観察してしまいます。

大事な健康寿命を縮めるリスク
動けなくなる一番の要因は
ロコモティブシンドローム(運動器障害)
認知症や脳血管障害などよりも高いのです。

運動器障害 動きの問題のチェックリスト
□ 片足で立ちながら靴下がはけない
□ 階段をあがるときは手すりを使う
□ 2kg以上のものを持って歩き続けられない
□ 家の中でつまずいたりすべったりする

関係ないと思っている人も
年齢とともに変化します。
ご家族が動けなくなっても
大きな影響です。

自由で豊かな人生を過ごすために
身体と脳を鍛え続けましょう。

 

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