人生を客観的に振り返る

フラットに事実をみる

どんなことでも
大きな問題が起これば
調査をします。

医療事故調査でも同じですが
まず行うのは「事実」の確認

報告書に書かれるのは
事実にもとづいた調査者の評価
そして再発防止策など未来に向けて

この手順は
日常の小さなトラブルに対しても
同じです。

事実を確認するときは
自分をフラットにして
外から俯瞰する

つい
「あの人はこんな人だから・・」
「やっぱり・・」「いつも・・」
と先入観を持ってしまいがちですが
いったん脇において

何が起こったのか
その背景にある事実も含めて
捉えていく。

そして、
外からの視点で評価する
未来に向かって対策を考える
提言する

これは出来事が大きくても小さくても
同じなのです。

自分についても同じ

事実→評価→再発防止/未来への提言

なんだかスッキリしないときには
自分の見つめ直しがオススメです。

自分のライフラインチャートを
書いてみたことがありますか?

横線を1本、
右に向かって年齢をきざむ。

そこをゼロの起点とする
良かった時期は上にプラス、
悪買ったと思う時期は下にマイナス
波線でつないでみる

人生で一番一番良かったことは
何でしょうか。
それをプラスに大きく
一番イヤな出来事はマイナスに一番大きく

どんな感じになるでしょうか。

自分の客観視ですね。
あのとき嫌だったなあ
大変だったなあと
思い出すけれども

その時のままの感情は
戻ってこないはず。

持っているのは
その時の事実と思い出です。

なので事実を確認して
今振り返って評価して
さてどうしようかなあと考えるのです。

今日が人生で最高の日

私はチャートに書くと
人生で一番良かったこと、大きかったことは
大学に合格したことです。

その後のことはすべて
仕事が決まったことを基盤としています。

嫌なこと
モヤモヤしていたことは
たくさんあったけれど

振り返れば客観視できて
その時の感情を思い出して
チャートは書けますが
全部、今につながっていると思えば
良い思い出であり貴重な経験の財産です。

そう思うと
何が起こってもどうということはない

今日はこれからの人生で最高の日

そう思って
これからの人生は
緩やかにずっと右肩上がり
勝手にラインを書いておきます。

そう思えばよいのです。
言ってしまうともっと良いです。

今日が人生で一番若い日
というのも間違いないですからね。

 

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