発達障害「グレーゾーン」
岡田尊司(SB新書)
精神科医で作家の著者
特に発達障害に関する著書が多数です。
発達障害、ADHD(多動性障害)
と言った言葉は
広く知られてきましたが
グレーゾーンと言われる
非常に多彩な症状
障害未満ではなく性質の異なる障害で
愛着や心の傷の問題が関わっていることが多い
様子をみているだけでは
悪化してしまうこともある
空気の読めない
社会性コミュニケーション障害
ネグレクトや情緒欠如による
回避型愛着スタイル
イメージできない人々
アスペルガー型と文系脳タイプがある
知覚統合(イメージで考える能力)が弱い
全体の構図が見えず物事が俯瞰出来ない
知覚統合を鍛えるには
小さい頃からブロックやパズルなどが有効
講義を視覚化して整理したノートがとれるのも
この力が強いから
知覚統合が強くても
共感が苦手なこともある
敏感すぎるHSP
不安愛着型
繊細さを和らげるには
マインドフルネスが有効
人生に大事な
意思決定とプランニング能力
最悪を避ける
最小最悪意思決定力を鍛えるには
取り込む情報を減らして
振り返るスペースを作る
意思決定やプランニングの弱い人は
すぐに決めてしまう
発達性協調運動障害
ワーキングメモリ(作業記憶)が弱い
暗唱や聞き取り書きとりなどの
訓練によって鍛えることができる
得意なこと、好きなことに取り組ませて
自信を持たせる
診断名より特性が大事
グレーゾーンはほおっておいてはいけない。
生きづらさに対応する方法はある。
誰でも少しずつの特性は
持っているのではないでしょうか。
マインドフルネス
小さな達成感で自信をもつ
日常からつながる
生きづらさの対処法
知ることからですね。