《読書ブログ》人は悪魔に熱狂する

人は悪魔に熱狂する
松本健太郎（毎日新聞出版）

データサイエンティストの著者

人工知能を使って
ヒット商品を発見できないか？

という疑問に対して

「膨大なデータを眺めて
『次のヒットは確率的にこれ』
と予想するよりも

人間の悪の側面を眺めて
『こういう煩悩を持っているから
ヒットしそう』
と予想するほうが
よほどヒットする確率が高い。」

大ヒット商品は
人の「不満」に対応することから

「怒り」が人を動かす

「科学的か否か」
という問題軸の他に
「その人にとって
価値・意味があるか否か」
という問題軸がある

新型コロナの影響
人間は「勘定」と「感情」を
もとに行動する。

人間は煩悩をもっている
人は心のうちに悪を秘めている

人は悪を刺激するようなもの
つまり「悪魔」に熱狂する

人間本来の「悪」を解き放つことで
ヒットを作れる

人間はそもそも矛盾したものであり
１つの視点に縛られない

人間を、世の中を
客観視している本です。