コンフリクトを観察する ~ 紛争の分析 その1

紛争を分析する

怒りの奥には違う想いがあるのです。
その言葉の背景は?
考えると人の見方が変わるかも・・。

もう少しかっこつけて言うと

IPI分析という分析法

これは、ハーバード大学で開発された
交渉と紛争解決のための実践モデルで

外交、ビジネス、民事紛争など様々な領域で、
紛争の構造を分析し、
問題を抽出するための手法として用いられています。

Iはissue(イシュー)
Pはposition(ポジション)
最後のIはInterest(インタレスト)

を指します。

イシューは問題点
ポジションは表出されている要求や主張
インタレストはポジションを表出させている背景や
その背後にある想い、真の要求

を示します。

怒りや不満がぶつけられるときに
強く表出される言葉(ポジション)は、
必ずしも本当の思いではありません。

話を聴き、その深層にある想い(インタレスト)に共感し
対応することができると、別の解決策が見いだされます。

オレンジの取り合い

ポジションとインタレストの理解のために
このIPI分析のモデルとして
取り上げられる有名な事例です。

 

姉と妹が一つのオレンジを取り合っています。
母親が、半分ずつに分けなさい、
お姉ちゃんが我慢しなさい、と
解決案を提示することはできますが、
姉妹どちらかに不満が残ります。

別の解決法は?

ここで母親は二人に
どうしてオレンジがほしいのかと尋ねます。

姉はジュースにしたい、
妹はマーマレードを作りたいと答えます。

では、オレンジの皮と中身を半分ずつに
すればよいではないかというのは
安易な解決策と思われてしまうかもしれません。

さらに話を聞くと、二人とも、
お母さんに作ってあげたいと思っていた
姉は本当はほしくないが
母親が妹ばかりかまっているので
すねて言ってみただけ

なんてことも・・

ありそうですよね。

「オレンジがほしい」という
両者の最初の主張がポジションです。

本当の想い、インタレストは、
質問を投げかけることによって表出されます。

そして

「オレンジをどう分けるのか」
だけではない
本当の思いに沿った解決に繋がるのです。

 

日常、自分自身にも

日常で聞くその言葉、その行動

その奥にはどんな思いが?
本人も気づいていないこともあります。

質問力、大事ですが、
自分自身に問いかける力をつけることで

自分軸が出来ていくのでは
ないのかなあと思います。

Dr.N
その言葉の奥にあるものは?

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