医療者の責任、自分の責任

先日、素敵な感じの
生命保険のライフプランナーの方と
お話しする機会がありました。

保険ありきで紹介するのではなく
その人の人生、ビジョン
やりたいこと、必要なことを
一緒に確認していく。

そして最後にこれが必要ではと
ちらっと提案。

聴くのが仕事

別に保険はよいので、とお話しされていましたが
自然にこの人にお願いしたいと思わせて
契約がとれてしまうのでしょうと
思いました。

売れるセールスマンは
みな聴き上手
相手のニーズに答えるだけ。

そんな話をしながら
自分の人生に責任を持つこと

自分の人生という軸に
保険とか医療とか
関わってくるもの

一緒に何かできそうですね
と言う話で盛り上がったのでした。

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気軽な質問
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よく患者さんから
こういうサプリメントが良いって
知り合いから聞いたのだけど

あの温泉が良いって聞いたのだけど
こういうの使っていいのですかねえ

いろいろ尋ねられます。

市販で簡単に手にはいるものから
高額な民間療法まで

病院の治療とは異なるものは
たくさんあります。

「そういうのは私の立場からは
いいとも悪いとも言えないんですよ

薬のようにいろいろなことが調べられて
根拠のあるものではないし
効果のあった人もいるかもしれないけど
合わない人もいる

誰でも手に入るものは
リスクが高いわけではなく
害はないと思うけど
効果はわからない

病院以外の治療は
自分の責任で
決めてもらうものなので。」

気軽に聞かれても
専門家として簡単には
答えられないこともあるのです。

と言うのが私のポリシーです。

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自己責任
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「自分の責任ってことですよね。」

ほぼわかっていただいていると
思われます。多分・・。

付け足します。

「でもあまり高額なものとかは
お勧めしませんよ。

絶対治る、
みたいなものも

病院以外のところで治療して
悪くなった人もたくさんみています。」

経験です。

自己責任

冷たいようかもしれないけれど
これは当然、患者さんにも
理解していただかないといけないもの

と思います。

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医療者側の責任
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でももちろん
医療者の責任は大きいです。

情報量が違うのだから

適切に伝えること
伝わる伝え方

という
努力は必要。

少なくとも
病院で行うのは「標準的治療」

のはず。

少なくとも
その説明はしたうえで
別の治療を選択することも
あるかもしれないけれど

エビデンスのある治療法を選択
少なくともその説明はする
というのが病院の治療方針の基本。

そこから外れるときには
十分な説明と決定までのプロセスをとることが必要です。

患者さんが他の治療を選択したいというには
それなりの理由があるはず

本当の想い(インタレスト)
を知ることは
治療決定のコンフリクトでも重要

簡単なことなら自己責任で、
と言ってしまっても良いですが

大きな治療方針の決定では

その説明が十分だったか
本当に理解できていたのか
考える時間をとれたのか
記録がきちんとされているのか

医療者側には
十分なプロセスをとる責任があります。

同じことを言っても
伝わり方も違うし
その前からの信頼関係によっても
違ってくるかもしれません。

医療者のプロとしての責任
患者さんの自分自身への責任

両方大切にしなければならないものです。

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人生の責任は

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