《読書ブログ&コラム》 スゴい!行動経済学 〜ナッジで動かされている

スゴい!行動経済学
橋本之克(総合法令出版)

行動経済学とは
心理学と経済学の融合

その魅力は「人間らしさ」を大切に
ということ。

人の心理を利用した仕組みと仕掛け
うまく利用しているところが
たくさんあるのです。

こういうものなんだ
と知っていると
自分を客観視できます。

心理の弱点につけこむような
売り込みもたくさんありますが

お金を損しないために
必要な武器は「知識」。

生活からビジネスまで
活用できる実用的な学問

面白い!
と素直に読める1冊です。

 

 

ちょっと仕掛ける

この本の中でも解説されている

「ナッジ理論」

ナッジとは「肘で軽く突く」ということ

心理学を応用し
小さなきっかけを与えて
人の行動を変える戦略です。

何かを禁じたり、
経済的なインセンティブを変えることなく
人々を予測可能な形で変える選択

つまり、力ずくでなく
そっと優しく
それとなく良い方向に
行動を促す策です。

 

知らぬ間に行動を決めている

・ストックホルムの駅の階段
ピアノの方な鍵盤の絵にして音をだすようにしたら
エスカレーターでなく階段を使う人が
60%も増えた

・松1500円、竹2500円、梅3500円
とあると竹を選ぶ人が多い。

・「ここは自転車捨場です」と
貼り紙をしたら
放置自転車が激減

・バイキングで取りやすい場所に
サラダなどを置くと
取る人が増える

・「ほとんどの人が期日までに納税しています」
という通知で納税率が15%アップ

・がん検診の案内
今年受けなかった方には
来年度の案内を送りません
としたら受診率アップ

なにか損する、
と思うと人は行動する

 

行動経済学
私たちの意思決定にはクセがあります。

・確実性と損失を回避したいと思う
・先延ばし行動
・他人の行動に影響を受ける
・直感的な意思決定
・・・・

実は日常は
ナッジにあふれているのです。

他人にこんなふうに行動してほしい
と思ったら
ナッジの仕掛けを考えると良いでしょう。

でも世の中には
これを悪用する人もいますから

直感で感じても
ちょっとだけ考えましょう。

学んでいると
考えられます。

 

Dr.N
学びはリスク回避につながる

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