見極めて考えて選択する

大胆ですね

騒がれていますがショッキングな見出し

「東京女子医大
看護師400人退職希望

ボーナスゼロ
給料減額で最前線で働けない」

コロナ患者診療のために
担当する看護師を募り
体制をとって患者を受け入れた

当然ながら
病院の経営は悪化

コロナ病棟での激務に加え
他の病棟看護師にもしわ寄せ

でも強制的に帰休をとらされて
給料減額

さらにボーナスゼロ

が紙1枚で通知

団体交渉の場では弁護士が

今はベッドがあいているので
400名やめてもなんとかなるのでは、
足りなければ補充する

との発言。

職員は病院への不信をあらわに
退職希望、転職を考える看護師が続出

とのこと。

ストーリーの奥には

このストーリーは表層のこと

大変な状況だったことへの
共感をみせない組織

紙1枚で通知された
自分たちの仕事は
こんな評価なのかという失望

誠実な対応をされていないという
組織への不信感

これまで溜まっていたものも
これをきっかけに噴出
したともいえるでしょう。

よくお騒がせの組織

組織風土の問題も
あるのではと思います。

コロナ担当看護師を決める時に
病棟師長はひとりずつ面談して

誰もやらないならやります
といった看護師が担当したとのこと。

現場は頑張っているのです。

組織は学ぶ場所

お金という形と
評価・承認という感情

両輪です。
どちらもないのは厳しい。

組織も選択しているのなら
個人も選択してもよいのです。

同じ組織で頑張るもよし
変わるのも一つの選択。

資格を使う仕事でも
自分の付加価値をつけるために
組織は利用するものと割り切るのもありです。

良い組織には人が集まり
さらに良い循環が起こります。

止まったら組織は発展しない。

一流と言われた大企業も
終身雇用は終了
45歳リストラ

というのも当然のように
行われる時代

会社に頼らない
個人で生きる選択が増えてきた時代

個人も選ぶ
組織も選ぶ

医療界も少しずつ変わっていきます。

現在の世界の空間軸
未来の時間軸

社会も見渡して
よーく考えてから
選択してほしいと思います。