いつ何をどうするか

いつ何をどうするか

新型コロナの死亡者増加

病院に入れないから施設のままで
悪化したらお看取りになる

呼吸器管理まではしないはずの
中等症までの方を見るはずの病院で
重症者をみている。

医療の技術はもちろんですが
常に判断が必要です。

どんな治療をいつするか
状態が変化したら
次の治療をどうするか

今は待つのか、これ以上待てないか
いつ何をするか
その繰り返しなのです。

突発的なことが起こったら
そこでどうするか
冷静な判断ができるかどうか
柔軟に対応できるか

そんな力が大事

医療安全でも
レジリエンス(復元力)
が重要とされます。

目一杯の状況
多忙を極めると
どうにもならないことも多々起こります。

どの時点でどんな治療を
というこれまでの経験からの
積み重ねはあっても
はじめて対応している病院もあります。

微妙な判断
少しの遅れ
体制上どうにもならないこと

どんなふうに影響しているかは
わかりません。

平時の体制は改善できますが・・

重症患者の管理は時間との戦いでもあり
無理な体制では最も適切には
対応できない可能性があります。

術後の医療事故

集中治療室に複数名の
術後合併症の患者を抱えながら
次の大きな手術が次々とある

少なくとも手術の間
1日中出てこられません。

判断は遅れます。

もちろん全身管理は
集中治療室の医師が行っていましたが
主治医でないとできない処置もありました。

新型コロナは
術後ではないので
管理は一元的ですが

変異型は悪化が急速で
目が離せない

有事も有事

病床の数だけではない
それも含めての医療の限界です。

 

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