医療は依存でなく活用する

ちょっと久しぶりの外来で

新型コロナで休止となっていた
勤務先の病院が通常通りとなり

予定の予約の方と
休みになった日程から
振り替えた方と
予約外の方も結構みえていて

3週間ぶりの外来は
なんとなく新鮮で

良い患者さんばかりだなあと感じるのは

再開していらっしゃる方々

始まって良かったです！
やっと診てもらえた！

と思ってくれているんだなあと、

言葉はあったりなかったりでも
自然と伝わってきたからですね。

依存ではなく活用

たまにいらっしゃるのですが

予約は先でよいですよ
とお話しても、
心配だから来たい

上手く病気と付き合っていく
必要のある状態でも、
なぜ治らない、と納得できない方

新型コロナ騒動で真っ先に

「病院にはなるべく来たくないから
予約は先にしてください」

となったのです。

自分のことは自分で考える
という姿勢になって
よかったかなと思います。

信頼できる専門家に上手に相談しながら
自分で管理できるようにする

医療がどうにもならない状態に
なってしまうこともある

いろいろ気づきがあったはず。

医療は生きるお手伝い
依存ではなく活用する

平穏になっても忘れずにいてほしいです。

医療者ももちろん
診療ができる感謝を
忘れてはいけないですけどね。