1秒で刺さる書き方 中谷彰宏
中谷氏の本は600冊くらい持っています。
気楽に楽しめ、勉強になり、
ワンミニッツリーディングの練習にちょうどよかったのです。
肝心な時に助けられた本もずいぶんあります。
とある集まりで、月に何冊くらい本を読むかと尋ねられた時に、
参加者10名のうち5冊以上読んでいた人がいませんでした。
熱意あって学ぼうという人たちの集まりだったのですが、習慣ついていなかったり、
時間がかかってそんなに読めない、と思っているのが実際のところなのでしょうか。
忙しい毎日で、読書の楽しみ、必要性に気づいていない人も多いのでしょう。
中谷氏の本は簡単と思うかもしれませんが、あまり本を読まないという方は、
とりあえず簡単なものでも読んで達成感を感じて、習慣化するとよいですね。
速く読む、感じて読み取る、1分間勉強法はお薦めです。
本を読まない成功者はいませんから。
知的に年を重ねる、認知症予防にも重要です。
さて、
” Move your heart ” が中谷氏のミッション。
読んだ人がハッピーになれる本、
人を動かす本を書くのをミッションとしています。
自分の経験を話すととき、読み手に関係あるということをいかに気づかせるかが書き手の仕事。
読み手の小さな悩みを解決すること。
自分がぶれずに成長し続けることで読み手がついていく。
書くのは人、試行錯誤、失敗から抜け出した経験を伝える。
そうですね。相手のことを考えて伝える。
自分が言いたいことだけを言っていても伝わらない、
心を動かせない。
面白かったのは、言葉を定義しなおすということ。
例えば、自分への「投資」と自分がする「貯金」 を定義すると、
「投資」は他人のお金で自分が勉強すること。
「貯金」は自分のお金で他人が勉強すること。
自己投資は大事、自分を大事にするということです。
仕事でもプレゼンでも書くときも、相手に届く、相手を動かすことを考える。
振り返ると反省が多々あります。
その場ですごいなあと思われただけでは、聞いた人は変わろうと思わないですよね。
自分の人生を、美学を入れて、大人の文章に、
まだまだ学びが必要と思うこの頃です。