海馬 ー脳は疲れないー
池谷裕二、糸井重里(新潮社)
メインは2002年の両者の対談
2005年の出版ですが
色褪せない面白さがあります。
コピーライター糸井氏は有名ですね。
池谷氏は薬学者、脳研究者で現在は東大薬学部教授
海馬や大脳皮質の研究を
わかりやすく伝える著書を
たくさん執筆しています。
ひたすら脳の研究をしてきた人
研究が楽しそうだなあと伝わってきます。
「海馬」というのは脳の一部で
はいってきた情報を
いるかいらないか、判断するところです。
海馬は記憶の製造工場
情報は海馬で統合される
海馬は増やせるのです。
旅は脳を整える
眠っている間に考えが整理される
「がんこ」は頭を悪くする
「これが他人の悩みだったら」
と考えることが悩みを解決するコツ
海馬は情報をつなげるところ
経験や学習をつなげる機能は
年をとってからの方が強い
「人生はいわば編集作業」
という最後の言葉
客観視
一生学ぶ意味
脳の研究、科学的根拠から結び付けられて
大変興味深い1冊です。
関連著書多数、新しいものがあります。
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《著書》これからの医療
〜5つの「患者力」であなたと医療を守る!
永井弥生 著 (ごま書房新社)
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【YouTube】「風の道」チャンネル
ドクター永井の皮膚科&コンフリクトマネジメント&ピアノ&読書
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