《読書ブログ》寂聴般若心経生きるとは

瀬戸内寂聴さんが亡くなられました。

99歳、波乱万丈の人生ですが
この方の話で救われたという人は
多々いらっしゃるのではないでしょうか。

寂聴さんならなんと言うのかなあと
考える心のメンターでもありました。

肩書は僧侶、作家

先月まで雑誌の連載を書いていたとのこと
何歳になっても
新しいものを作りあげ
人の役に立つ人生というのは
魅力的です。

昭和62年に毎月の法話で
話したことをまとめたものですが
今年、新装版として出版されています。

著書はたくさんありますが、
般若心経は最近サボっていたので読み直しです。

般若心経の解説もありますが
仏教の歴史や修行の話、人生の悩み相談など
深く広く温かい語り口で綴られています。

悩むのは物や心に執着するから
「因」があって「縁」が沿って
「果」がでる

三世諸仏
三世とは過去、現在、未来
あらゆる場所に仏様がいる

「空（くう）」
物体や現象があっても
それを感じる心がなければ
無いのと同じ

今日を思い残すことなく
後悔ないように過ごすためには
足元をしっかりみて
自分自身をしっかり見つめなさい。

仏法とは
自分自身をみつめること
自分を知ること
自分は何をしていけばよいのか
考えること

自分を客観視するということです。

素敵な笑顔がみられなくなってしまって寂しいです。

ご冥福をお祈りいたします。

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