ある心理学の実験
こんな実験があります。
大学生のグループを2つに分け、
1つのグループには
30日後にキャンパスから
遠くはなれた場所に引っ越すことを
想像させて
今後の30日間の行動を計画させました。
好きな人に会ったり
気に入った場所を毎日訪れるには
最後のチャンスになります。
そしてその行動を記録させました。
もう一つのグループには
特に何も指示しませんでした。
その結果
30日後に引っ越すことを想像したグループは
そうでないグループに比べて
幸福度が上がっていました。
いつもと同じことをするにしても
残された時間が少ないと想像するだけで
学生たちは充実した時間を
過ごすことができたのです。
終わりを意識すると
つまり
人は終わりを意識すると
その時間を最大限に活用しよう
という意欲が高まるのです。
旅行に行っても同じですね。
限られた時間を
どのように過ごすか考えます。
でも家にいる日常は
そんな事は考えません。
いつでもなんでもできると思っている、
豊富で無限にあると感じられる何かに対しては
その価値を低く見積もりがちです。
でも人生は終わりがくる
そして各段階で使える時間は
それほど多くない
もちろん無制限でもない。
後悔しない
豊かな人生のために
「いずれ失われること」
に目を向けてみると
気づくことがたくさんあるのです。
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