花粉の集まる場所

市販薬を上手に

季節がら
産業医の講話で
花粉症の話をとりあげます。

目や鼻は専門ではありませんが
かゆみで処方する
抗アレルギー薬は

花粉症にもよく使われるものなので
かゆみがよくなってもこの時期は
「もう少し薬ください！」
という患者さんも多いのです。

市販で売っている
アレグラ、アレジオン、
よく処方しています。。

かゆみ止めの中では
眠気は出にくいものなので
病院に行くのが面倒だったら
使ってみて良いかと思います。

環境は大事

花粉症が増えている？
日本に多い？

海外から日本に戻るなり
症状がでてきた
なんていう話も聞きます。

増えているのは確かなのでしょうね。

・温暖化と
戦後大量に植えたスギが
伐採されずに大量にある

・排気ガスと大気汚染
微粒子がアレルギ−を起こす
抗体をつくりやすくする
舗装道路が多く落ちた花粉が舞い散る

・食環境
不規則な生活とストレス

・住環境
通気性の少ない環境は
ダニ、カビの温床になって
アレルギーを起こしやすい

いろいろ原因は考えられますが
ひとつでは説明できないことです。

コートには花粉がたくさん

ひどい花粉症で辛いという
おしゃれなパーティー会場で働く女性

この時期に絶対行きたくない場所は

クローク

だそうです。。

はいるなり目も鼻も
大変なことになると・・。

コートがぎっしり並ぶクローク
花粉も相当つまっているのですね。

もっとも今年は
人の集まりはないですが・・

外から帰ったら
コートは別室に保管するとか
注意したほうがよいかもしれません。

マスクはもちろんですが
目の予防にはメガネ

新型コロナも
マスクだけでなく目の予防は大事で
医療者は処置などするときには
ゴーグルとか目を防ぐシールドなど
使っています。

薬は上手に使ってですが
何事も日常からの予防が
大事です。