《読書ブログ》未来の地図帳

未来の地図帳
河合雅司(講談社現代新書)

「未来の年表」シリーズが
ベストセラーの著者。

地域による格差
優劣を競うのではなく
日本列島で起こることを
「自分ごと」として考える必要がある
と問題を提起しています。

人々がどう動くのか
未来の日本列島のどこに暮らしているのか
徹底的にデータから読み取っています。

高齢化が進む
経済縮小、税収が上がらない
消費が減る
2025年には限界自治体が増え
自治体運営ができなくなるところも

自治体の職員も
医師もさらに不足する地域も増える

東京(の一部)の人口膨張の一方で
大きく減る地方は拡大します。

人口は減っても世界の中で
「なくてはならない存在」になるということを考える。

求められる5つの視点
1.縮小したコンパクトシティ
拠点となる王国を作る
2.基本となる自治体の単位を
都道府県とする
3.働くことに対する価値観を見出す
遊ぶゆとりをうばいとってはいけない
4.在宅医療・介護からの転換
家族や地域住民にたよらない
5.東京圏そのものを特区とする
戦略的に縮小する

あなたの住む地域はどうなる?
一覧も載っています。

何事にも「縮小も戦略」と
考えさせられる1冊です。

 

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《著書》これからの医療 

〜5つの「患者力」であなたと医療を守る!

永井弥生 著 (ごま書房新社)

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【YouTube】「風の道」チャンネル

ドクター永井の皮膚科&コンフリクトマネジメント&ピアノ&読書

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