《読書ブログ》日本は今や後進国

日本は今や後進国
加谷珪一（秀和システム）

ちょっと刺激的なタイトル

でも、様々なデータも裏付けしています。

日本は主要先進国の中では
GDPは最下位を争っています。

平均賃金
相対的貧困
どんな数値をみても
先進国の中では下位

一番の問題は
労働生産性が低いこと

賃金が上がらない国
長時間労働をしないと
稼げない日本

働きすぎになるのは
労働生産性が低いからです。

労働生産性は
付加価値、社員数、労働時間で決まる

どれかを変えなければならない
利益を増やす、社員数を減らす
時間を減らすしかない。

イタリアでは
働いていない人が40％いるが
生産性が高いから経済は保たれる

働いていない人がいるから
家族の介護の人手もある。

儲かるビジネスでないと
付加価値はあがらない

大企業のリストラ、異動
年功序列も機能しなくなる

ITできない人
使い慣れたものから
離れられない人
下請けと中間搾取のシステムを
なくさないと豊かになれない

全体として壮大な無駄がある。

学ばない日本人
語学力だけでなく
思考回路や読解力の問題は
グローバル化の障害となる

コンパクトな消費社会を目指して
国内資本と市場をフル活動しよう

電話、FAX
長時間労働

まだまだ無くなりませんね。

自分も長年、長時間労働を
美徳としてきたので
反省多しですが
社会全体の問題ですね。

本気で考えないと
ますます力を失い後進国に・・

警鐘を鳴らす1冊です。

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