《読書ブログ》「狂い」のすすめ

「狂い」のすすめ
ひろさちや

少し古い本ではありますが
著者は仏教を中心に
わかりやすく説いている宗教家です。

思想哲学は
苦しみの現実を
戦う武器に変える

多くの弱者は世間の奴隷
常識の奴隷

「世間の常識」とは
世間にとって都合のよいことを
大衆におしつけているだけ

自分を弱者と自覚しつつ
世間を信用せずに
自由を手に入れる

「みなさんそうおっしゃいますが
私はそうは思いませんよ」
とつぶやく。

世間のほうが狂っている
その中で狂うのはまともになれる道。

伝えているのは

現在の自分をしっかり肯定し
その自分を楽しく生きるということ。

人生は無意味
ついでに生きている
と思おう。

人間の価値は
メモリのついていない
「仏（神）の物差し」で
測るべきもの

そのままですばらしい

ということ。

伝えているのは
世間を気にせず
主体性的に生きるということです。

仏教なんて関心ない
と思う方にも
気軽に楽しめる1冊です。

武器を備えて
日々楽しく出来事を捉えて
淡々と生きましょう。

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