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2019年8月

  • 2019年8月31日

コンフリクトでも記録でも、事実と解釈を意識する

カルテの記録 医療者側の確認事項は 事実と医療者の評価と 読み手に対する少し配慮を加えた 記録をする方が良いでしょう。 医療者が患者さん、ご家族に説明した場では 相手の反応を記載する ということが求められます。 相手の感情はこうだ、と思ったことは あくまでこちらからみえた推測 こちら側の解釈です。 […]

  • 2019年8月29日

相手の関心に答えるということ

コンフリクト 苦情・クレーム・紛争  という表に出ているものと 言えずに心に思う 不満・不安・葛藤・違和感・怒り 医療におけるコンフリクトは 起こった事象に対する 認識、捉え方のずれからも生じます。 ------------- それぞれの思うこと ------------- 重大な病気の宣告 手術の […]

  • 2019年8月20日

よい波動は双方から

病院で診療していると 患者さんにたまに言われて 嫌だなあと思うのが 町医者行ってたんだけど 良くなんないから来た という言葉。 病院の方が良いと思っている? 前医の悪口を言うと 喜ぶと思っている? 良くならないという情報は きちんと伝えた方が良いですよ と言ってしまいます。 ------------ […]

  • 2019年8月17日

医療者の責任、自分の責任

先日、素敵な感じの 生命保険のライフプランナーの方と お話しする機会がありました。 保険ありきで紹介するのではなく その人の人生、ビジョン やりたいこと、必要なことを 一緒に確認していく。 そして最後にこれが必要ではと ちらっと提案。 聴くのが仕事 別に保険はよいので、とお話しされていましたが 自然 […]

  • 2019年8月13日

医療事故を経験したご家族による医療の改善を望む活動

自分のカルテをみたら あれっ?と思うことがあるかもしれません。 史上最大人数の医療事故調査報告書 大学病院で事故調査を行うときには 患者さん、ご家族に 必ずカルテ開示をすること と調査委員会の報告書にも書かれており そのように病院の規定も修正しました。 ------------- ある医療事故を経験 […]

  • 2019年8月12日

カルテ開示というと堅苦しいのですが・・

薬を処方するとき 一緒に電子カルテをみながら確認すると 間違いの予防になります。 外来診察していると 記録している電子カルテを のぞき込むようにみている 患者さんがいます。 何も気にしない患者さんもいます。 すんなりと決まった治療をするのであれば 簡単な記録にしてしまうことも 多いのですが 丁寧に説 […]

  • 2019年8月4日

単純ではない、事実から考えて判断すること

先日、久しぶりに ちょっと違う内容の講演 皮膚科×安全管理 の立場から アレルギーにどう対処するか というお話。 これって病院の安全管理という立場につく前から 皮膚科医としてうるさく言ってたのです。 点滴が漏れたときの対応とともに 薬にアレルギーを持つ人の 情報共有とその情報の解釈は 医療者が考えな […]

  • 2019年8月2日

男性脳と女性脳の違いを実感する

先日、いくべき仕事をすっかり忘れてしまう という大失敗 大反省・・ 少し立ち直ってから とある男性に話しました。 「こんなことしちゃって なぜだろう・・ うーん、初めてだ・・」 「スマホに管理しておいて 1週間のスケジュールをいれて こうやって確認すれば 絶対忘れないし・・・」 完璧な対策の説明。 […]

  • 2019年8月1日

エラーという言葉が誤解されませんように

医療における3つのリスクマネジメント エラー:薬間違い、人間違い、などの明らかなミス クオリティ:術後の合併症が多い、死亡率が高いなど、医療の質に関すること コンフリクト:医療紛争を含む患者さんへの対応 と説明してきました。 医療安全への対策はまずエラーへの対策が進みました。 医療安全を担当するもの […]